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病気に対する『条件外し』と鍼灸治療!
今日なお西洋医学の進歩は目覚ましいものがあります。
しかしながら病人が減っているのかといえば決してそうではありませんね。
確かに高齢になればどこかしら体調も悪くなってくるわけですし、
少子高齢化社会に突入している日本ではやむを得ない現象ではあるのでしょうけれど…。
病気になっても医療で治る病気ならば問題はないのですが、
現在では難病・奇病といわれるような原因不明の病気が多く見うけられるのも確かです。
国の定める特定疾患は現在56あります。
そのうち11は今年の10月に新たに加えられたものです。
また3題死因と呼ばれているガン・脳卒中・心臓病も相変わらずの常態です。
原因が分からなければすなわち治療のしようがないというのが現在西洋医学の姿です。
またその原因追及を進めるがあまりの過剰な検査や薬の投与などは
患者にとっては苦痛の何ものでもありません。
患者は病気を治したい一心でひたすら耐えているに過ぎません。
マスコミでも話題になった奈良県の山本病院などの悪質なものはそれ以前の問題ですが、
人間不在の医療はもはや医療とは呼べないでしょう。
ところで医療のあり方について未来を展望するとき、
やはり「治未病」という考え方がとても大事になります。
発病してから治療を行うよりは未病の段階での治療、
すなわち、体が黄信号を出しているときに治療を行うということです。
まだ赤信号になる前での治療ですから早く治癒に導くことができます。
現代西洋医学でも予防医学ということで最近は注目されていますが、
東洋医学では数千年も前から「治未病」という考え方があり実践されてきています。
ここで少し考えてみたいと思いますが、
病気を発病するためにはいくつかの条件が必要となります。
必要というのもちょっとおかしな感じですが、
例えば風邪一つを取り上げてみても、
日頃の食事の不摂生に加え、仕事が忙しく徹夜が続いたとか、
薄着をしていた日の夕方に雨に降られて寒い思いをしたとか、
さらに偶々電車の座席の隣の人がコンコン咳をしていたとか、
そういったことがいくつか重なって風邪をひくことになるわけですね。
要するにいくつかの条件が重なって、
その人の体の恒常性の限界点を超えたときに発病するわけです。
難病においても同じことがいえると思います。
そこで病気にならないために、発病させないためにはどうすればよいのか?
結論から言えば、病気の原因となるいくつかの条件のうちの一つを
外してやればよいのです。
体が悲鳴を上げる前に、恒常性の限界点を超える前に、
その原因となる条件を外してやることです。
そのためには自分の日頃の不摂生を見直すことも大事になるでしょう。
また病気の起こる原因として精神的ストレス、心の問題もとても重要です。
この心の問題についても東洋医学では様々な臓腑と関連ずけて考えられています。
日頃の肉体的疲労を取り除き、精神をリフレッシュさせ、
生命力を強化するということにおいて、
発病させないための「条件外し」の治療として、
ここにこそ我々鍼灸師としての役割もあるのではないかと最近強く感じています。
検査しても異常はないが、でも具合が悪い…。
そのような人の治療を最も得意とするのが鍼灸治療でもあります。
病気を治すことは医療としてとても大事ですが、
病気にさせないための医療こそがこれからの最先端ともいうべき医療だと思います。
健康管理、病気予防の観点からも東洋医学、
なかんずく、経絡治療(漢方はり治療)の定期的な治療をお薦め致します。
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