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冷やす?温める?いったいどっちなの!?
「痛みには、冷やした方がいいの?それとも温めた方がいいの?」
患者さんからよく尋ねられることがあります。
そこで最初に抑えておかなければならない点があります。
なぜ痛みが出ているのか?ということです。
また風邪などを引いて熱が出ることについても同じように、
なぜ熱が出るのか?ということを考えてほしいのです。
体は痛みを出さねばならないから、熱を出さねばならないから出しているのです。
頭痛、腰痛、生理痛やリウマチなどの痛みに対して、
西洋医学では鎮痛剤が処方されます。
しかしながら鎮痛剤はその場の痛みを止めてくれても、
後々逆効果になることが多いと感じています。
特に慢性の疾患については冷やすことで痛みが起こったりひどくなることがあります。
逆に温泉やお風呂に入って温めると痛みが楽になったという人は多いでしょう。
リウマチなどでは、痛みがあるところに熱を持っていることが多いですが、
これは冷えから来た痛みを何とか発熱して治そうとしている姿でもあります。
鎮痛剤は鎮痛解熱剤とも呼ばれたりしますが、
ほとんどが鎮痛効果と解熱作用を併せ持っています。
ですから、鎮痛剤や冷湿布などを用いて一時的に痛みを抑えても、
それは同時に体を冷やしていることにもなり、また新たな痛みを産み出す結果となって、
何ら根本的な治療にはなっていないということです。
打撲や捻挫などの急性的な痛みについては冷湿布などで冷やすのもよいでしょうが、
慢性的な痛みに対しては逆効果になるといってよいでしょう。
痛みのある人は水やコーヒー、お茶など、水分の摂りすぎに注意し、
体を冷やす働きのある陰性食品はできるだけ避けるようにした方がよいでしょう。
漢方薬では痛みに対して、桂枝、芍薬、附子、生姜、大棗などが用いられたりしますが、
これらには体を温めたり利尿を促して余分な水を排出させる働きがあります。
このことからも痛みには冷えや水の摂りすぎがよくないことが分かると思います。
痛みにはお風呂や温泉などを利用するのもよいでしょうし、
特に手の指や手首、肘や肩、うなじや頭など上半身の痛みには手浴をお薦めします。
また足首や膝、腰など下半身の痛みには足浴がよいと思います。
手浴、足浴の方法ですが、
いずれも43〜44度くらいの熱めのお湯を洗面器やバケツにはり、
手首から先、足首から先を15分から20分程度浸すだけです。
お湯がぬるくなったら熱い湯を加えるようにしてください。
滞った気血の流れがよくなり痛みも緩和されます。
心身共にとても気持ちのよいものです。
全身の新陳代謝もよくなって手浴では肩こりなどもとても楽になります。
足浴ではポカポカと発汗も促され腰痛や膝の痛みも緩和されると共に、
腎臓などの血流もよくなることで排尿も促され浮腫などの解消も期待できます。
健康体は頭寒足熱(ずかんそくねつ)と言われますが、
足を温めることで頭熱足寒(ずねつそっかん)によって起こっていた
頭痛、高血圧、肩こり、イライラ、不眠などの改善にも役立ち、
脳卒中や心筋梗塞などの予防にもなると思います。
ただし患者さんでよくある失敗としてぎっくり腰などずきずき痛むにもかかわらず、
温めたらよくなるだろうとお風呂に長く浸かったりされることです。
経験者はご存知の通り、お風呂から上がってからはさらにずきずきと痛みが増し、
夜中も痛みのために眠れなかったということになりかねません。
このようにぎっくり腰やねんざなど起したばかりの急性的なものについては、
温めると逆効果になることがありますのでご注意を!
ここ関西は梅雨明けがまだのようですが、祇園祭も終わり夏本番となりました。
夏は薄着をしたり冷房などで体を冷やすことが多くなります。
私は最近しょうが紅茶をよく飲んでいます。
体の冷えやすい人にはお薦めの飲み物です。
しょうがのジンゲロンやジンゲロールの辛み成分には、
体を温め発汗を促す働きがあり、
また紅茶の赤い成分のテアフラビンには、殺菌作用があります。
風邪やインフルエンザ予防にもとてもよいと思います。
さらにしょうがの辛み成分と紅茶のカフェインの利尿作用によって、
浮腫や水太りの解消にも役立ちますね。
では、最後にその作り方を記しておきます。

◆しょうが紅茶の作り方
熱い紅茶にすり下ろしたしょうがと黒砂糖を加えるだけです。
すり下ろしたしょうがは布巾で搾って汁だけをいれてもよいですが、
私の場合はすり下ろしたしょうがをそのまま全部入れています。
黒砂糖は好みに合わせて適宜加えてください。
これで出来上がり。至って簡単です。
どうぞお試しあれ!!
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