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噛み合わせの異常が病を作る!
歯の衛生週間も今日で終わりですね。
歯については少し前のブログ、
未来の顔ってどんな顔?
の中出も少し述べましたが、
今回は「噛み合わせ」(下アゴのずれ)のことについて少し書いてみたいと思います。
私の治療院にも噛み合わせの問題から来る顎関節症や、
頸椎の歪みによる頚肩部の凝りで治療に来られる方もよく見うけられます。
アゴの働きとしては咀嚼や発音などがありますが、
中心的な機能は咀嚼とその関連動作(くいしばり、歯ぎしりなど)になります。
咀嚼運動を大きく分けると、次の三つの要素があります。
1.歯のかみ合わせ
2.顎関節
3.筋肉
この三つのうちどの一つに問題があったとしても、
アゴの機能を十分に発揮することはできません。
アゴがカックン、カックンして口が大きく開けないとか、
アゴの周囲の筋肉が痛いという人もあります。
この場合、問題は下アゴの異常だけでなく、
その歪みとして次第に首や肩、目や頭の方にも不都合を生じるようになり、
やがて腰や膝、内臓の働きにまでもその悪影響が及ぶことにもなります。
ですから歯のかみ合わせ(下アゴのずれ)の善し悪しで、
その人の健康状態は大いに影響されることになります。
ちなみに、全身に影響が出てくると、次のような症状が出てきます。
頭痛、肩こり、めまい、背中の痛み、
腰痛、膝の痛み、食欲不振、胃腸障害、高血圧、
不眠、神経症、アレルギー、疲れやすい、心臓病、
生理痛、生理不順、糖尿病、湿疹、肌あれ、等々です。
「それ、ほんまですか?」と言いたくなるような、
噛み合わせが原因とは思いもよらぬ症状が出て来ます。
こういう患者さんをよく観察していると、
特に頸椎の2番周辺の筋肉の過緊張が起こっていることが多いです。
これは椎骨自体が変位亜脱臼しているからです。
噛み合わせが原因で起こっている肩こりかどうかは、
この第2頸椎部の状態を触診してみるとよく分かります。
鍼灸治療では、この頸椎2番の周囲の筋肉の緊張を緩め、
頸椎の歪みを正しい位置にもどるようにしていきます。
鍼灸で気を整え、生命力が増してくると、
体は元の正常な方向へもどそう、もどそうとします。
この状態で強制してやると無理なく椎骨のずれがうまくはまるようになります。
実は私自身も自己治療によってアゴのずれを治しました。
そのまま治療せずに放置していると、
上部頸椎の歪みがさらに筋肉の過緊張のために下部の頸椎も歪んできます。
またその下部の頸椎を保障するためにさらにその周囲の筋肉が緊張し、
このくり返しで、椎骨の歪みと筋肉のこりはさらに周囲に広がっていきます。
顎関節症は痛みがなければさほど生活に支障をきたすこともなく、
そのまま放置している人が多くあるのではないでしょうか?
現在何らかの病気で病院に通っていてもなかなか良くならないとか、
慢性病や原因不明の疾患に悩んでいるとか、
過去にアゴに違和感を覚えたことがあるような人は、
ぜひ一度チェックされるとよいと思います。
勿論、歯の悪い人はちゃんと治療していただかないといけないですし、
それ以外にも普段から片噛みの癖がある人や、
頬杖をつくとか、うつ伏せで寝るなど、
下アゴのずれを起すような原因となる癖のある人は、
できるだけそうならないように意識をして治されるとよいでしょうね。
しかしこれにはもっと深い部分での問題が隠されています。
本来は少々噛み合わせが悪かろうが、背骨が曲がっていようが、
それを修復するための生体の生命力が昔の人間にはありました。
固い物を噛まなくなったり、食品添加物の問題、運動不足など様々なことが影響し、
現代人には噛み合わせの歪みを解消するだけの力がなくなっているともいえます。
適度な運動、食品を吟味すること、よく噛むことなどを意識をして、
生体本来の力が発揮できるように
我々も日頃の生活を見直さねばと感じる今日この頃です。
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