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インフルエンザワクチンは必要?それとも必要でない?いったいどっちなの!?
もうすぐ立春。暦の上ではもう春ということですね。
しかし立春の頃というのは1年のうちでも最も寒い時期です。
どこが春やねん!?ってな感じですよね。
これは陰暦での季節をそのまま陽暦に移してしまった結果、
暦の季節と現実の季節とがかみ合わなくなったというわけですね。
皆さん突然ですが、「土用」って知っておられますよね。
土用の丑の日にはウナギを食べますよね。
土用干しなんていう言葉もありますが…。
そうそう、あの土用のことです。
でも、この場合の土用は夏の土用ということになります。
そらそうやろ、土用は夏に決まっとるがな!と思っているあなた。
実は夏の土用ということは、冬にも土用があって、
当然春や秋にも土用があるということになるのですが…。
暦の上でいうと、立春・立夏・立秋・立冬のそれぞれの前
約18日間を土用というのです。
ですから年に4回土用があるということになります。
この時期は季節の変わり目でもありますが、
その季節の色を最も濃く現す時でもあります。
ですから立春の前18日間が冬の土用ということで、
この時期が一番冬らしく、年中で最も寒い時期ということにもなります。
ということで、体調管理には十分気をつけていただきたいと思います。
それでここ最近ですが、私の治療院の近くでも
インフルエンザが流行して休校になった処があります。
児童は勿論ですが、職員の半分近くがインフルエンザにかかってしまったようです。
年末からこの冬の土用あたりは寒さと乾燥から肺臓を傷めやすく、
風邪やインフルエンザに侵されやすい時季でもあります。
肺は天空の気(外気)を直接取り込むわけですし、
肺の支配している皮膚も寒冷や乾燥の刺激を常に受けているともいえます。
そういうことでも肺臓は寒邪や燥邪に侵されやすい臓と言えるわけですね。
この時期はできるだけ人混みを避けるようにして、
また冷えないように体を暖めるようにして、手洗いやうがいをこまめにし、
鼻の内側も清潔に保つことです。
それで先ほどの休校になった学校の職員さんですが、
インフルエンザに感染した人のほとんどがワクチンを接種されていたとのことです。
ワクチンをやっていてなぜ?と思われる方もあるでしょうね。
そこで面白い本を見つけました。
母里啓子著の『インフルエンザ・ワクチンは撃たないで!』という本です。
この本によると、インフルエンザの予防には、
ワクチンはほとんど撃っても意味のないことだそうですよ。
インフルエンザワクチンはなくてもよいワクチンであり、
ない方がよいワクチンだと著者は断言しています。
インフルエンザには、Aソ連型とか、Aホンコン型とかありますが、
そのシーズンの流行しそうな型を予測してワクチンを製造するのですが、
インフルエンザウイルスの変異するスピードの速さはそんな悠長なものではありません。
一人の人に感染して次の人に移るときにはもうすでに
インフルエンザウイルスは全く違う顔に変貌しているとのことです。
ですから、同じ学校でインフルエンザに感染したとしても、
最初に感染した児童と後の方で感染した児童ではもうすでに
型の異なったウイルスになっているということです。
ですから、ぴったりと適合するワクチンを作り出すことは
現在の技術ではほぼ不可能ということになります。
ワクチンを撃ってインフルエンザに感染しなかったと思いたいところですが、
実のところは過去に自然感染して強力な免疫ができているからだということのようです。
そういうことでいうと感染予防の一番の方法は、
ちょっと無茶な話だとも思いますが、
インフルエンザに自然感染しておくことだということになりますね。
それから、風邪など引くと栄養をつけないといけないとかビタミンCがよいとかいって、
食べたくもないのに無理やり胃の中に押し込む人もあるようですが、
これはかえって胃腸を壊す原因にもなります。
どうしてもというのならば、
少しの量を100回くらいよく噛んで食べることですね。
しかし、そのような中でも水分補給だけは十分にされることです。
それから部屋の湿度もとても大切になります。
静電気がパチパチ飛ぶようだと湿度は20%くらいになっているかも知れません。
湿度が低いとウイルスは増殖しやすくなり、
さらに喉の粘膜の防禦機能が低下して罹患しやすくなります。
ウイルスは湿度が大の苦手ですから、加湿器や換気、
濡れたタオルなどを干すなどして十分な湿度(50〜60%)を保つことが大切です。
湿度を50%に高めるだけでウイルスの数は10分の1に減るということです。
とにかく、自己免疫力を落とさないためにも時には思い切って
十分な休息を取るようにしてください。
疲れているときは無理をして勉強や仕事をしていてもはかどりませんからね。
それから体はできるだけ冷やさないように温めるようにしてください。
冬の土用という一年中で最も寒いこの時期を
病に負けないよう、どうか知恵と工夫で上手に乗越えてくださいね。

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