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薬について思うこと!
最近読んだ本に『世界で一番売れている薬』山内 喜美子著があります。
タイトルが面白そうで読んでみたのですけど、
ズバリ!現在世界で一番売れている薬は何だと思いますか?
それはスタチンというコレステロールを下げる薬なのです。
世界で3千万人の人が使用し、2兆8千億円市場とも言われています。
このスタチンを青カビから発見したのが日本人の遠藤章という方なのです。
神の領域の発見と言われ、動脈硬化のペニシリンとも言われています。
心筋梗塞や脳梗塞で倒れる人の三人に一人を
この薬が救っているとさえ言われています。
この薬のすごいところは、動脈硬化だけでなく、
アルツハイマーや骨粗鬆症、リウマチなどにも効果が認められ、
その可能性がドンドン広がっていることです。
科学の進歩はまさに日進月歩で止まるところを知りません。
副作用のない安全で効果のある薬なら、
それは人類すべてが望むところであると思います。
ただ悲しいことに開発されている薬のほとんどに副作用があることです。
日本人は先進国の中でも薬の消費量が最も多く、
同時に薬の副作用で苦しんでいる人も多いのです。
風邪を引いて病院に行ったのに、あらかじめ薬の副作用を見越して、
風邪薬と一緒に胃薬まで処方されたりすることもあります。
医師から薬は必要ありません!と言われても、
薬を出してください!と患者自らすすんで訴える方もあります。
風邪は通常暖かくして寝ていれば治るわけです。
薬で無理に熱を下げたり咳を止めたりするから
かえって風邪が長引いてすっきりしないということも多いのです。
なぜ熱が出るのか?咳が出るのか?ということを
よくよく考えるべきだと思います。
お医者さんが書いた本に『薬をやめると病気が治る』というのがありますが、
薬はあまく見ない方がいいですし、副作用は相当なものと考えた方がよいでしょう。
日本人はあまりにも薬に頼りすぎていると思います。
漢方では「医食同源」という言葉がありますが、
現在世界的にも日本食は健康食として見直されています。
病気というものは本来正しい食事、適度な運動と休息があれば
それだけで治癒していくはずなのです。
体には薬とは比べものにならないほどの
病を修復するためのすべてのものが備わっているのです。
昔から「腹八分目」とよく言われますが、
体によいからと言って食べすぎはよくないですし、薬は勿論のこと、
サプリメントなどでも摂りすぎはかえって害をもたらすことにもなりかねません。
薬は科学合成された物ですから自然な生命の体の中には
入れないほうがいいに決まってますし、肝臓にも薬はかなりの負担を与えてしまいます。
本来は病を治すことに生命力を傾注させるべきなのに
体は薬害とも闘わねばなりません。
一対一で戦っているところに予期せぬ敵がもう一人現れたようなものです。
抗ガン剤などはよい例だと思いますが、そうなると病を征圧する前に
薬の副作用で命を落としてしまったということにもなりかねません。
薬の副作用で命を落とすなんてことはあってはならないのです。
薬が病気を治すのではありません!体が病気を治すのです!!
薬を飲まないと治らないのではありません。薬を飲まなくても治るものは治るのです。
熱が出るのも痛みが起こるのも体の防衛反応であり治癒反応といえます。
だからといって私は薬を全く軽視しているわけではありません。
特に激しい痛みなどを我慢する必要はないですし、
適量を適度に使用する分にはよいと思っています。
何度も言うようですが、薬に頼りすぎることが問題なのです。
生命力を大きく阻害するような薬の使い方は間違っています。
我々も悪しき生活習慣があればひどくならないうちに正すべきですし、
できるだけ薬に頼らない生活を目指すべきだと思います。
それからまた機会があれば病気と心の作用について書いてみたいと思いますが、
一人のあたたかな言葉がどんな薬にもまさる良薬となることもあります。
私たちは自分の体の持つ力をもっと信ずるべきでしょう。
ともかく、「薬好きの日本人」なんて汚名はさっさと返上してしまいたいものです。
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