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始原東洋医学会の勉強会に参加して来ました!
昨日5月8日は、始原東洋医学会関西部会の勉強会に参加してきました。
地下鉄丸太町すぐの「ハートピア京都」を会場に行われました。
私にとっては昨年の5月と9月に続いて3回目の参加となりました。
参加すればするほど興味が湧いてくる、そんな感じの勉強会です。

その治療目的は気滞を解消することであり、その必然の結果として、
その人の治癒力を高め病体を健康体に向かわしめるというものです。
そういうことでは、まさに我割れの行っている治療法と同じだと言えます。
ただ診察や治療法に独特なものがあります。

印知感覚と言って、潜象界といういわば無意識の世界から病体を診て行くことで、
その患者の気滞が見えてくるのです。
その気滞を解消すべく反応点(+点と−点)を取り、
それぞれ+点には銅のてい鍼、−点にはアルミのてい鍼など当てて治療を行って行きます。
この反応点はまさに病体がここに鍼をしてくれ!という点であり、
これがぴったり適合すれば、気滞は解消され身体は自然と治癒に向かいます。
時には、常識では考えられないほどの劇的な変化を現します。

この治療法は医師である有川貞清先生が五感以外の感覚、
すなわち印知感覚を身に付けられ自らの臨床に応用され確立された治療法です。
「『始原東洋医学―潜象界からの診療』」という本も出されています。
以前にこのブログの中に書いた
漢方流スーパードクター!
の中に出てくる扁鵲(へんじゃく)はまさに人の体が透き通って診れたと言われますが、
有川先生もレントゲン先生と言われたほどの先生で、まさに扁鵲のように、
その人の骨格や気滞の一などがまさにレントゲンで映し出したように見えたようです。

でもこの感覚は大昔は誰もが持っていた感覚だそうです。
ですので、訓練すれば次第にその感覚を誰もが身に付けることができると言います。
私もこの印知感覚を何としても身に付けたいと今訓練しています。
「とにかく治療家ならばこの印知感覚だけは身に着けなさい!」というのが、
有川先生の遺言ともいうべき最後の言葉です。
もしもこの印知感覚が身に付けることができるならば、
どのような治療法であっても応用できてしまうのです。

今回鹿児島から
加藤淳鍼灸院
の院長でもあられる加藤淳先生が講師として立たれました。
昨年の5月の時にも講師として教えて頂きましたので今回2回目となりました。
加藤先生は学生の頃に私が現在所属している
滋賀漢方鍼医会
に参加してくださり、一緒に勉強をしていました。
その関係で今もこうしておつき合いさせて頂いています。

講義では現在加藤先生が治療されている患者3名の症例報告がありました。
90歳を超えられた腰部脊柱管狭窄症で下肢に麻痺のあるという症例、
6歳の女児の顔面麻痺(ハント症候群)の症例、
そして重度のパーキンソン病の症例ということでした。
実際に治療前と治療後ということで写真でその変化を診ながらの講義でした。
見えない私にも懇切丁寧に、まさに手取り足取りで、
説明をしてくださりよく理解することができました。
いずれも難症にもかかわらず好成績を治められているもので、
特にパーキンソンの症例では、医者が診ても、
「こんなことはあり得ない?」というくらいの変化を起していました。
やはり様々な症例報告を聴く度に、
興味を持たずにはいられないような治療です。

実際に患者をあげての実技も行われました。
治療後の脉の変化はどうかと言いますと、
これはあくまでも私が脉をとって感じた印象ですが、
大きな宇宙の気の流れの中に人体がずぼっと貫かれたような、
まさに大河がとうとうと体の中を流れていくような感じの脉でした。

今私は自己治療も兼ねて印知感覚を磨くべく、
時分の体に銅とアルミのてい鍼を体に当てて治療しています。
まだまだ+と−の反応点をしっかり取れるところまでは行きませんが、
徐々に精度を上げていけるように日々修練しています。
でも昨年の5月の時よりは自分でも印知感覚が鋭くなっていると感じます。
加藤淳先生を初め、そういう感覚の鋭い先生方と接していると一機に開花するのかも?
なんて想ったりすることもあるんですが…?
とにかく沢山やる気を頂きましたし、私自身もまだまだ進化し続けたいと想っています。
私が所属している漢方鍼医会の治療以外では、
やはり今一番興味を持っている治療法の一つです。

今回も始原東洋医学会の先生方には大変お世話になりました。
本当にありがとうございました。
これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。
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