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骨粗鬆症と薬の副作用について!
毎日歯を磨くときは当然ながら歯ブラシを使用するわけですが、
皆さんはいつもどのようにして磨かれていますか?
私は5、6年ほど前から音波ブラシを使っています。
これは歯や歯茎に軽く当ててるだけなんですが、結構綺麗に磨けますね。
歯茎のマッサージにもなりますし、気持ちよく磨くことができます。
勿論ブラシのとどかない部分には歯間ブラシを時々使って磨いています。
今年の4月に歯石など取り除いてもらおうと3年ぶりに歯科医院へ行きました。
検査してもらったところ虫歯もなく、先生からは、
「3年も来られていないわりには歯も綺麗に磨かれていますね」と
ちょっと嫌みも入りながらもお褒めの言葉をいただきました。
ところで漢方では、歯や骨はいずれも腎臓と深い関係があるわけですが、
この歯と骨に関する興味深い記事を見つけました。
皆さんは骨粗鬆症(こつそしょうしょう)という疾患をご存知でしょうか?
骨粗鬆症とは、『骨の強度低下により骨折のリスクが高くなる疾患』と定義されていて、
日本におけるその患者は500万人以上とも言われています。
骨粗鬆症は特に、高齢の女性に多く見られる症状です。
大腿骨骨折などを起したりすると寝たきりの原因にもなってしまいます。
また若い女性の中では食事制限など、
無理なダイエットが原因で骨粗鬆症になることもあります。
現在骨粗鬆症の治療薬として、
ビスフォスフォネート剤であるリセドロネート(経口薬)が開発され、
これは2010年現在の骨粗鬆症治療薬の第一選択肢となっています。
骨粗鬆症は、骨の破壊・吸収に再生のスピードが追い付いていない常態です。
このビスフォスフォネート剤は、骨の破壊・吸収を抑える薬です。
この薬を使用されている方が歯を抜いたりすると、
顎の骨が腐ったり炎症を起したりする危険性が高まると報告されています。
厚労省によると、この薬は国内で訳200万人が使用しており、
5000から1万人に一人の割合で顎の骨に異常が現れるとされています。
服薬中に抜歯をするとその危険性は10倍にも高まるとのことです。
昨年は抜歯をした人も含め84例の副作用が報告されています。
ともかく、ビスフォスフォネート剤を使用されている方は気を付けていただきたいですし、
できるだけ食事や運動などから骨を丈夫にすることも考えて生活をされるとよいですね。
薬剤は即効性もあってうまく用いることで大きな治療効果をあげうるものですが、
用い方を誤ると、副作用によって想わぬ落とし穴にはまり込んでしまいます。
薬は諸刃の剣であって、用い方によっては毒にも薬にもなるということですね。
いうまでもありませんが、薬のみに頼り切ることはよくないことだと想います。
本来、人間の体には病気になってもそれを修復するためのすべてのものが備わっています。
それらをうまく働かせるために、食事や運動や睡眠が大切になってくるわけです。
この三つをバランスよくすることでたいていのものは快復するはずです。
それでもダメなとき、生命力がかなり弱っている常態だといえます。
そのような場合でも、鍼灸治療によってより良く快復の方向に向けていくことができます。
しかし我々鍼灸治療も、病気を治すためのお手伝いをしているに過ぎません。
あくまでも、病気を治すのは患者さん自身の体であるということです。
いかにすれば『生命力を高められるか』ということについて、
患者自身がその認識を持つことはとても大切なことであると同時に、
我々医療に従事するものはさらに肝に銘ずるべき事柄であると強く実感する次第です。
それは、それがすべての医療の根本にあるものだからです。
もはやそれらを無視した医療は片手落ちの医療ではないかと私はいつも思っています。
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